物価上昇目標2%はなぜ達成できないのか

日銀は2%の目標を掲げ国債の買い入れやマイナス金利政策など懸命に手を打っているが最近の統計は0.6%台に留まっている。他国と比較するとドイツの0.4%、フランス0.3%、オランダやルクセンブルグのように0.1%台の国もあるので日本だけが特に低いわけではない。
日本の歴史を振り返ると1960年代から1990年代の30年間で物価はほぼ10倍増加し、年率換算で7.8%だったがこの間は新幹線に代表されるインフラの充実や生活の向上でインフレの印象が薄められた。一方、バブル崩壊後の20年間の物価上昇はほぼ0で「日本の失われた20年」と言われた。
しかし、江戸時代の250年間物価上昇も非常に小さい。正確な数字を知らないので小判のネット販売価格で比較する。江戸初期の慶長小判が170~180万円に対して末期の天保小判は15万円程度、すなわち一両の価値が1/11~1/12に低下した年率に換算すると1%の物価上昇だ。小判の希少価値を考慮するともう少し小さくなる。
逆に2%の物価上昇が250年間継続したとすれば141倍に成り非常に大きな違いに成る。
ひょっとすると1%未満の物価上昇率は江戸時代の学習効果で日本人に染み付いているのかも。
黒田総裁も2%にこだわらない方が良いのでは?

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