ダーウィン進化論が適用できない例を発見

「ダーウィンの進化論」は「論」で有って「法則」ではない。以下の文を進めるためにこの違いを明確にするべきと考えるので、皆様はご承知と思うが念のため確認したい。
中学の数学で「必要条件の証明」だけでは証明を完結できず「十分条件の証明」も必要、と教わる。
言い換えれば「正しいこと」と「間違えていないこと」を対で証明しなければならない。アキレスとカメの逆説のように「正しい論理」だけを積み重ねても間違った(アキレスはいつまで経ってもカメに追いつかないという)結論にたどり着くことも起こるからだ。
アインシュタインの相対性理論はニュートンの万有引力の法則を否定しているように思われるが前提条件が違うので二つの理論は共存できる。
乱暴な考え方だが私はニュ-トン力学と相対性理論は数学の「三角法」(つまり、sin,cos,tan)と「球面三角法」の違いで類推している。地上の土地を測る場合は三角法で十分な精度が得られるが遠洋航海の航路を定める場合は球面三角法が必要だ。つまり、地球表面を十分平らと見なせる程度に狭い場合は三角法、距離が大きくなって曲面を無視できない場合は球面三角法、と使い分ける。同様に、太陽系サイズならニュートン力学、宇宙全体なら相対性理論が必要だ。
その点、進化論は十分条件が証明されていないため「例外」が含まれる。この分野の専門家はそのような「例外」探し出しているはずだ。既に明らかの事柄かもしれないが私も一つ発見したので紹介する。
進化論をざっくり言えば、世代を繰り返しても個体数を維持できる環境適合能力を獲得出来れば進化が維持される。具体的に言えば進化で獲得されたDNA情報を次世代に伝達できるか否かだ。現代人は1家族が2.1~2.2人の子供を育てれば人口は維持できるが縄文時代は夫婦で8人の子供を産む必要があったという。海のマンボウは3億個の卵を産むそうだ。このうち少なくともオスとメスが1匹ずつ成長して子孫を残せばマンボウは絶滅しない。
植物でも松の木は数十個の種を収めたマツカサを毎年数百個実らせる。つまり毎年1万個以上の種を百年以上ばらまき続ける。その百万個以上の種のうち一個でも望ましい環境に落ちて成長し、その一本が子孫を残せばそれで目的を達する。つまり、生存確率よりちょっぴり多くの種を残せばよい。
ところが子孫を全く残さずに生きて伸びている生物が存在する。それは人間の同性愛者だ。養子を育てるカップルもいるが彼らの遺伝子は受け継がれていない。同性愛はギリシャ時代のレスボス島が有名だった。この頃から百世代近く繰り返されたにもかかわらず同性愛の遺伝子が消滅しない原因は進化論では説明できない。念のためお断りしておくが同性愛カップルは進化論で言う「環境不適合」と考えるが彼らは「社会不適合者」であるとは私は考えていない。自分たちの遺伝子を残さないこと以外の社会責任を十分果たしているからだ。
同性愛カップルを利用した進化論の不適合性説明は専門家の間では常識かも知れないが初心者でも納得しやすいと考えて敢えて書いてみました。

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