中国でCVID-19第2波の恐れはないのか

毎日新聞6月14日の報道によると中国の北京の食料品市場で6人の感染者が発見され、同市場の関係者からさらに45人の陽性者が見つかったという。中国で第2波発生の恐れがありそうだ。その理由は次の2点と私は考えている。
工場の操業停止で帰った出稼ぎ労働者たちが郷里にヴィールスを持ち込んでいたとしても医療制度が貧弱な田舎では感染が見落とされ、潜在的感染者が増えている可能性が高い。工場の操業再開に伴って感染に気付かないまま都会に戻る出稼ぎ農民が多数現れると多数のクラスターが発生し一挙に広まる恐れがある。
もう一つは開発途上国からの持ち帰りだ。中国はアフリカの多くの国で中国人労働者を投入してインフラ開発を進めている。これに伴って中国人向けの中国人経営の商店や飲食店も進出している。
WHOはアフリカの感染者数が7千7百万人、死者19万人に達すると予測している。この予測が不幸に適中したとき現地で感染した中国人の処置がどうなるか?少なくとも数万人に上る中国人を帰国させるのは可能だろうか。帰国させられても帰国後の検査や安全隔離に膨大な投資が必要だ。
中国で第2波が発生し、大規模化した場合はいくつかの点で大きな影響が懸念される。
第1点はもちろん経済の停滞だ。武漢1都市の封鎖ですらあれだけの影響が有った。北京、上海、深圳などで発生すれば中国はもとより、世界経済に与える影響は予測がつかない。
第2点は中国の国際的信用の失墜だ。いち早く感染を解決したとしてマスク外交に転じた態度が信用されなくなる。また、医療援助などの開発途上国の要請に応えられなくなると中国離れが進みかねない。
第3点は中国国内の言論統制の崩壊だ。中国政府はSNSの望ましくない投稿を削除しているがCOVID-19の患者数がアメリカ並みに達するとその能力を上回る量が殺到する可能性がある。これまで隠ぺいし、遮断し抑圧してきた民意が一斉にあふれだすと共産政権の権威が一挙に失墜する恐れも無きにしも非ずだ。
このような最悪の予測は起こらないだろうが万が一にも適中した場合の影響は計り知れないレベルになるので頭の片隅にでも置いておくべきではないだろうか。

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