対フェイクニュース自衛策  「間違ってないか」

トランプ大統領が頻繁にジャーナリズムをフェイクニュースと決めつけるので我々もすっかり耳になじんでしまった。
しかし今年(2018年)の中間選挙でトランプ大統領が資金を投じて民主党や民主党候補を否定するフェイクニュースを流させたと言う噂が立っている。事実とすれば民主主義を歪める大きな問題だ。

日本の選挙でも同じことが起こりかねない。最近は海外の政府機関が仕掛けることも有るので注意が必要だ。

大変だが我々自身が自衛する能力を身に付ける必要が有る。
このとき、外部の情報に対して「正しさ」を判断するだけでなく「間違っていないか?」あるいは「本当か?」と反対側からチェックする習慣を身に付けるのが一つの方法と考える。何故なら「正しい」論理だけを積み重ねても間違った結論が導かれることも起こり得るからだ。

その例として「アキレスと亀」の逆説(パラドックス)が有名だ。
当時のギリシャ1の俊足を持つアキレスと亀を競争させた。亀にはA地点からスタートするハンディキャップを与えたとする。同時にスタートしてアキレスがA地点に着いたとき亀はB地点まで行っている。アキレスがB地点に着いたとき、亀はC地点に居る。この事実を積み重ねると・・・アキレスは亀に追いつけない、と言う常識に反した答えに成る。これはグラフを描くと簡単に反論できる。つまり、亀の時間距離直線の傾きが小さいのでアキレスの時間距離の直線が交わる(=追いついて追い越す)。
古代ギリシャにこのような逆説が多数残されていることから「正しい論理」だけの積み重ねの危険性が広く認識されていたと考えられる。

我々も自分自身の考えや外部からの情報に「間違っていないか?」あるいは「本当か?」とツッコミを入れる習慣が必要ではないだろうか。SNSなどで古代ギリシャよりはるかに多くの情報が飛び交う今日、全ての情報に疑問を持つことは大変だがそのうちの一部でも良いからチェックを入れてはどうでしょうか。
少し以前に、「EV(電気自動車)化の時代に日本の自動車メーカーは開発を怠っている」との「評論家」の意見が流布されていた。ハイブリッド自動車からガソリンエンジンを外せばEVに成るのだからこの意見は全く的外れ。「評論家」先生の発言にも「本当か?」とツッコミを入れましょう。

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